Interview
世界を見据えるその視線の先を追う
FC ROMAN専属カメラマン、55.KONISHIは普段、IT企業でwebプランナーとして毎日忙しく働く中、世界に発信するコンテンツを日夜構想し続ける。その視線の先には、一体何が見えているのか。頭の中を探ってみたい。
Section.01
FC ROMANへの加入
—まずは、FC ROMANへの加入についてお聞きしたいと思います。
小西初めて参加したのは会社の同僚でもある15.YAMAUCHIの誘いでした。元々、会社でもカメラ撮影を仕事にしていて、FC ROMANの活動も撮って欲しいというのがきっかけで参加しました。その日は、一眼レフを持って活動を写真に収めたり、当時個人的にもはまっていた動画撮影を行ったりしていました。フットサルに関しては、全くの初心者でしたね。
—自分のプレースタイルについてどう思いますか?
小西僕の好きな選手がバルセロナのイニエスタなんですが、EUROの予選でみたそのプレーが衝撃的で、ひらひらと相手選手をかわす姿にすっかり目を奪われてしまったんですよね。
それ以来、イニエスタのように華麗にディフェンスをかわしゴールを決められるような選手になりたいと思ってますね。実際は体が追いつかず、思うようなプレーはできてないですが…。
いつかイニエスタのようなプレーヤーになりたいと思ってます。
Section.02
世界を目指すコンテンツメーカー
—それでは本題に入りたいんですが、小西さんは世界に打って出るコンテンツを構想中と聞いたんですが。
小西今はwebプランナーとして日々働いているんですが、普段は企画営業なので、実際に手を動かして何かを残すことはありません。デザイナーさんを使って、いろんな業種の企業さんのwebサイトを手がけています。
そんな仕事の毎日の中、ふと書いてみた自分のイラストを見て何かがひらめいたんです。これを形として残していけばクリエイターとして自分もやっていけるんじゃないかと。
—具体的にはどんなものを創っていこうと考えてるんですか?
小西まずは、マンガを描こうと思っています。日本のマンガ界って、アメリカで言うNBAや、ブラジルで言うサッカーと同じと思わないですか?
日本で生まれて、小さい頃から世界に誇れる素晴らしいマンガに触れているということは、ブラジルで小さい頃からストリートでサッカーをしたり、アメリカで身近にとんでもない化け物がいっぱいいる中、バスケをやってるのと同じだと思うんです。
だから土壌はあるし、日本のマンガ界で成功するということはもう世界で成功しているのと同じなんですよ。
—どうやってアイデアを生み出してるんですか?
小西もうマンガを書こうと思ってからは、毎日ずっと頭の中で考えていますね。面白いアイデアが生まれては消え、生まれては消えの連続です。とにかく自分がおもしろいと納得できるマンガを書きたいと思っています。
あとは、旅行が好きで旅からインスピレーションを得ることもあります。2014年の春に昔からずっと行きたいと思っていたネパールに行ったんですよ。そこで得た経験は何にも変えることができない経験でした。まさにTHA BLUE HERBの『路上』の世界がそこにはありました。
—影響を受けたマンガ家はいますか?
小西マンガを書き始めて難しいと思ったのが、登場人物同士の会話です。いかに説明口調にならずに、そのシーンを読者に伝えるか。それは会話にかかっているんです。そういう意味でも『闇金ウシジマくん』には影響を受けましたね。ウシジマくんって、ナレーションが全くなく、あの難解なストーリーを会話だけで描いてるんです。しかも、めちゃくちゃリアルな会話で。真鍋昌平先生は天才です。
他には、花輪和一先生の『刑務所の中』なんかも好きです。心に残る印象的なシーンがあって、自分もそんなシーンを残していきたいと思っています。
Section.03
活動の想い出
—話を戻して、FC ROMANの活動で印象に残っているものはありますか?
小西2013年にメンバー数人で万博のラーメン博に行ったことですね。その日は対外試合があった日なんですが、ちょうど日本中のラーメンが一堂に会するイベントがあったんですよ。かなり寒い日だったんですが、おいしいラーメンを仲間と一緒に食べた良い思い出です。
あとその時見た女子ふたり組が、スマホの自撮りでアヒル口の決め顔をしていたのが強烈に心に残っています。その日一日真似をして写真とったりしていました。
—今後のFC ROMANの活動についてはどうでしょうか?
小西実は最近、フットサルよりバスケットにはまってしまい、毎週末仲間とバスケをやってます。センターをやっているんですが、日々成長しているのを感じます。フットサルは…、なかなか上達してないです。
でも、バスケで鍛えた動きをロマンにも還元していけたらいいなと思います。
—そうですね、バスケだけじゃなくFC ROMANでも活躍期待しています!今日はありがとうございました。
【取材場所】Profile
生年月日/1982年6月20日
身長・体重/176cm・68kg
戦場カメラマンとして、FC ROMAN専属カメラマンでもある。日々の業務で培われた撮影テクニックを駆使し、1周年記念パーティーでは動画作成でも活躍した。今後も様々な面で活躍が期待されるプレーヤーの一人。