月さびよ 明智が妻の 咄しせむ
自分の黒髪を売って銭に替え、夫の面目を立てた妻を思って詠んだ句。「へうげもの」では、織田信長暗殺の首謀者として秀吉の軍に追われ、逃亡中の比叡山にて最期をむかえる瞬間にこの句を読んだ。下の句はなく明智本人は「下の句など蛇足」と言い残し息を引き取る。わびの世界がつまった印象的なシーンである。Amazon