2012年1月31日から2月11日にかけてクロアチアで行われたEURO2012フットサルの大会レポートです。
プレミアリーグ出場、2試合目にして日本期待の若手ストライカー、
宮市亮が得点を奪った最中、いかがおすごしでしょうか。
プレースタイルや、風貌、そのキャリアとこの選手には期待せざるをおえません。
さて、去る2012年2月12日にDef戦をやり終え着実に進歩しているFC ROMAN。
これから続いていくシーズンも強敵との戦いが控えています。
前節のゴール&ベストプレーシーンは現在編集中なのでもうしばらくお待ちください。
個人的にはまったくいいとこがなく歯がゆい思いでいっぱいです。
そんな中、以前にお伝えしていたフットサル最高峰の戦いが一つ幕を閉じました。
UEFAフットサル欧州選手権 クロアチア2012
ヨーロッパのフットサルナンバーワンを決める大会です。
サッカーと同様、UEFAが主催する国際大会ですが、
やはり日本での注目度は低いため、主に座間健二氏のBLOGでその動向を追っていました。
なかなかエキサイティングな戦いの連続だったようです。
A | B | C | 勝ち点 | 得失差 | |
---|---|---|---|---|---|
A.クロアチア | 5-4 | 2-1 | 6 | +3 | |
B.チェコ | 4-5 | 1-3 | 0 | ー3 | |
C.ルーマニア | 1-2 | 3-1 | 3 | ±0 |
A | B | C | 勝ち点 | 得失差 | |
---|---|---|---|---|---|
A.スペイン | 4-1 | 4-2 | 6 | +5 | |
B.ウクライナ | 1-4 | 6-3 | 3 | ±0 | |
C.スロベニア | 2-4 | 3-6 | 0 | ー5 |
A | B | C | 勝ち点 | 得失差 | |
---|---|---|---|---|---|
A.イタリア | 2-2 | 3-1 | 4 | +2 | |
B.ロシア | 2-2 | 5-0 | 4 | +5 | |
C.トルコ | 1-3 | 0-5 | 0 | ー7 |
A | B | C | 勝ち点 | 得失差 | |
---|---|---|---|---|---|
A.ポルトガル | 2-1 | 4-1 | 6 | +4 | |
B.セルビア | 1-2 | 9-8 | 3 | ±0 | |
C.アゼルバイジャン | 1-4 | 8-9 | 0 | −4 |
スペイン、ロシア、イタリア、ポルトガルといった強豪国が
順等に勝ち上がりを見せた予選グループでした。
中でも、やはりスペインの完成度は非常に高く、優勝候補の実力をいかんなく発揮。
そして、日本でもおなじみのリカルジーニョの芸術的なゴールなどが生まれました。
フットサルの大会は、サッカーと違い試合間隔が非常に短く、
たったの2週間のうちに全行程が終了します。
【準々決勝】
ルーマニア 3-8 スペイン
クロアチア 1-1(PK3−1)ウクライナ
ロシア 2-1 セルビア
イタリア 3-1 ポルトガル
優勝候補の一角、ポルトガルが決勝トーナメント早々に姿を消す結果に。
そこで試合後の座間健二氏のインタビューに非常に興味深いものが...!
「僕は日本に戻り、2年、名古屋で、日本でプレーをします」
by ポルトガル代表リカルジーニョ(情報ソース:座間健司ブログ)
あのリカルジーニョが破れた失意の中、とてもうれしい言葉を残していたのです。
生で見ることができなかったあのクラッキをもう一度見れるチャンスがあるかもしれません!
【準決勝】
スペイン 1-0 イタリア
クロアチア 2-4 ロシア
ポルトガルを破った、イタリアがスペイン相手に善戦するも王者は崩れず。
ちなみにイタリア代表はほとんどがブラジル国籍の選手で構成されているそうです。
強いわけです。
もう一試合は、開催国のクロアチアが近年力をつけているロシアに挑みました。
国内リーグが非常に活性化してるロシアがその実力を見せ見事決勝に。
【決勝】
ロシア 1-3 スペイン(優勝!)
終わってみれば、スペインの欧州選手権4連覇で幕がとじられました。
しかし、試合展開は容易な物ではありませんでした。
試合終了1分前まで、ロシアが1-0でリードしていていました。
2008年ワールドカップ得点王のプーラが奪った1点を守りきれば
ロシアの優勝が決まっていました。
しかし、王者スペインは試合終了残り34秒で
現スペインリーグ得点王、セルヒオ・ロサノが得点を奪い延長へ。
延長でもそのセルヒオ・ロサノが追加点をあげ、最終的には3対1のスコアで見事優勝!
スペインの時代はまだまだ続いて行くことでしょう!
決勝戦(スペイン×ロシア)の試合模様
ほとんど生で試合を見たわけではないので、BLOGやニュースでした結果を得ていませんが
非常にエキサイティングな戦いだったのではないでしょうか。
【大会結果】
優勝:スペイン/準優勝:ロシア/3位:イタリア
MVP:トーラス(スペイン)
得点王
得点王&大会MVPのスペイン代表トーラス(手前)
1位:トーラス(スペイン) 5得点
1位:マリノビッチ(クロアチア)5得点
3位:アイカルド(スペイン)4得点
3位:ボジョビッチ(セルビア)4得点
ヨーロッパでは、圧倒的な強さを誇るスペイン。
2012年11月にタイで行われるワールドカップでは、南米の王者ブラジルとの
真の世界一を決める戦いがきっとおこなわれることでしょう。
そして我が日本がいったいどこまで行けるのか。
今年の11月はフットサルワールドカップから目が離せないことでしょう!
リカルジーニョのゴールやばいな!
またリカルジーニョが日本でプレーするときが来たら生で観戦にいこう!