ABOUTW
2024.06.30
2024年6月の月間アクセスランキング発表。
WHRMライターによってレビューされた楽曲を今の気分に合わせて選曲。それぞれの解釈で言語化された情報をインプットすることできっと新しい発見が生まれる。さあ、聞く冒険へ。
😢
たった一瞬の瞬間を絶妙な言い回しとメロディで歌いあげている。冒頭の入りと、最後の締めがリンクしていて冷静ながらも揺れる心を的確に表現している。
2016年の第9回高校生ラップ選手権でちゃんみなの声を聴いたときの衝撃といったらなかった。
簡素な自撮り映像でも澄んだ美しい歌声で立派な作りの曲になるんだと痛感。
🤪
いわゆるガレージロック的な瞬発力溢れる一曲。ギターとドラムから生み出される乾いたサウンドが癖になる。
学生時代の話、ウイイレでフォーメーションを決めてるときに流れるBGMや、昔BSでやってたXゲームで、スケボーやスノボーなんかの中継のうしろで流れるBGM、すぽるとでのサッカーのダイジェストで流れるBGMとか...ここに日本の音楽は似合わないんだろうなぁと思っていた。
今やアイドルがどんなスタイルで活動しようと違和感を感じなくなるほど、多種多様となった現代。なにが王道でなにが変化球なのかの境目なんて無くなったように思う。
😌
言葉が弾けると思われがちなラップと、メロディアスな旋律が、矛盾することなく同居している。
レトロでポップでオモチャみたいな。はじまりが優しさで包まれるから、すぐにその大きな煙玉のようなものの中にすっぽり入る。すごく冷たくて固い声も、煙の中だから人肌に感じられて。
それぞれに違う才能をもった2人のアーティストが組んだユニット「PICNIC YOU」。彼らが放つ、卓越したセンスの言葉選びによるミディアムヒップホップナンバー「REALGOLDSPIRYTUS」。
💀
意味深に名付けられたタイトル、そして歌詞の世界観を深読みすることなど無意味に思えてしまうほどに、ドラマチックな歌声と印象的なリフに引きずり込まれる。
かつて、太平洋戦争に破れぼろぼろになった日本人の心を支えたのが、かの有名な天皇陛下の玉音放送である。
世界的名盤とも言われる「Kid A」の3曲目に収録されている「The National Anthem」。
😤
初音ミクで楽曲投稿されてた時期ぐらいしか存じ上げていなかったんですけど、wowakaさん亡くなられてから最近になってライブ映像上ったの見て聞いて、命削って音楽に向き合っていらっしゃったのだなと切に感じた次第。
ポップなピンク、水色、粉砂糖のような甘い色をしつつも、都会の喧噪の中でぽかりと開けたような空を感じる歌声。対するのは装甲車両のように堅牢なベースラインの、光の届かない路地裏、Rage Against the Machineを思わせるゴリゴリのドラムス。
このCDを再生したときの衝撃をよく覚えている。
🤣
学生の青春時代を思い返し少しキュンとなる内容の歌。若者に愛されるロックな感じにそんな思いをのせた曲で、キャッチーなキーワードをサビでリフレインすることで聞き手の耳に残すテクニック。
LINEアニメのテーマ曲にもなった曲が「あいうえおんがく」。これほどにマッチしているのは奇跡としか言いようがない。
マボロシが好きな理由は、「もし男に生まれたらこんな風になりたい」という憧れがつまっているからだ。
Page Top