いい曲スネ。
絵本の世界を見てるよう。
輪廻する、ループする、その中で調整的に差し込まれた目線の自分だけど、それが居ないとその流れは破綻する。どんな形であれそこにその人は必要なんですかね。
曲の構成もシンプルで3.5コードくらいで展開されているのがわかりやすく耳心地がいいのかな。

mazarashi・・・なつかしいっす。
僕、かっこつけて小中の平和学習を嫌いになりたかったけど、嫌いになりきれなかった系の中二の人間でした。
インターネットが現実逃避の場所だった2000年代後半の頃特有の孤独感を思い出した。（井）

連想ゲームのようにつながっていく歌詞で構成された冒頭からその時代の迷いをそのまま吐き出すようなメッセージへと展開していく。
聞いてる人の不安を最大まで掻き立てて、最後はタイトルでもある「つじつま合わせに生まれた僕等」で落とし所をつけている。
何も知らない真っ白な存在こそが救いということか。

ひとつの作品が生まれるのはその時代だからこその結果である。そんなことを改めて感じさせてくれる。