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20200203
ビッグ・バッド・ビンゴ - Flipper's Guitar
小山田圭吾と小沢健二という2人の天才がかつて組んでいたバンド、フリッパーズ・ギター。
1991年に解散してしまうので、いのうえはフリッパーズギターの解散とともに生まれてきた、と言えます。笑
好景気を知らない僕にとっては、初めて聞いたとき、
「蹴飛ばすもの何にもありゃしないのにね」というサビの歌詞が結構衝撃だった。
僕ら世代のロックバンドだったら、
「蹴とばすものだらけだ」なんて歌詞になりそうなんだけど、金持ちの家に生まれ東大にまで行って(小沢健二のこと)、時代もバブルでもなんか虚無感があったらこうなるんだなぁと思った。
小山田圭吾は、のちにソロプロジェクト「コーネリアス」で世界各国で評価され、
小沢健二は渋谷系の王子様として1994年には紅白歌合戦に出場するなど、日本のヒットチャートのド真ん中を走ってゆくわけですが、
そんな2人の若いころの、いらいらとか退屈さとか孤独さとかが詰まった、ファンの中で特段人気の高い名曲です。
COMMENT
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- inosan
記号的に並べられた言葉が、彼らの一筋縄ではいかない皮肉をも含んだメッセージに受け取れる。
時代に対してなのか、環境に対してなのか、人間関係なのか。
ポップに身をまとっているが、シニカルさを感じずにはいられない。