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20210811
je taime★je taime - Tommy february6
この曲、普通に解釈すると、
片想いの女の子...しかもちょっと危ない恋に落ちる女の子の気持ちを歌っている曲だと思うんですが、
僕にとっては、
新卒の会社を1年半で辞めて転職するって決断したときに、その決断を後押した曲なんです。
サビの歌詞の、
『叶わない夢なんて見たくないわ でもロマンス目覚めていく』
っていうのが、当時の僕にすごく刺さったのです。
大学のとき経営学部だったこともあって、
SWOT分析だとかポジショニングマップだとか、そんなマーケティングのフレームワークを知って、
目標にたどり着けるどうかわからないけど努力する!とかじゃなくて、たどり着くためにどう戦略を立てて不足している箇所や弱みを明らかにして...とか、頭でっかちに考えてて、
「叶わない夢なんてもうやめよう」
なんて思ってた時期に、冒頭の歌詞を聴くと、、、
『叶わない夢なんて見たくないわ』で一度当時の気持ちに共感してくれて、そのあとに、
『でもロマンス目覚めていく』という、当時の自分とは程遠いことを歌われちゃいまして、僕は「なんか今の自分の生き方にロマンスがないぞ!」なんて感化されちゃったわけです。
(誰かの相談に乗るときやアドバイスするときなんか、やっぱ一度共感するって大事!)
で、ロマンスに目覚めた結果...というと大袈裟なのかもしれませんが、
かなりギャンブルに近いくらいのリスクは感じてたものの、
当時の会社の退職を決意し、そして無職の状態で京都に来て職探しをして、
そして流れに流されてWebディレクターになりシステム開発案件とかも担当させていただき、んでまた転職して、そして、今年30歳になるわけです。
なんだかあのときの決断のおかげで...つまりこの曲の後押しのおかげで、
刺激的な20代だったなぁって振り返ったりします。
でも30代に刺激はいらないなぁ。。安心を買いたい。笑
COMMENT
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- inosan
このサイトのテーマでもある、「自分にはこう聞こえている」というのを、その人にしか起こりえない人生のバックグラウンドとともにうまく解説されていると感じる。
恋愛とは人間の根源的なテーマであり、その背後にある構造は様々なものに共通する。
手に入れたい理想と、手に入らない現実に苦しむ様は何にだって当てはまる。inosanは転職にその構造が合致したというわけだ。
どんなフレームワークを使って考えを巡らせたとしても、恋愛の不確実性と同じく、人は本当の意味では動かないのかもしれない。