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20200108
外は寒いから - 東京60WATTS
「大切なものを手放してしまう」ことの比喩を、サビだけで楽曲が離れてしまうという歌詞に込めるおもしろさ。それが1つの曲になっているからまたなお、おもしろい。
四季や無常さを日常に重ねて書き連ねる一連の歌詞が非常に日本的で、同じ経験をした人たちへの共感に繋がる。
儚さを歌いながらも、それとは関係なくループする自然の残酷さが、サビから始まりまたサビに戻る曲の展開と見事にマッチ。あるがままの感情と非常に高度なテクニックがマッチした名曲と言える。
そう、外は寒かったから家にいたんだ..
COMMENT
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- master
懐かしいメロディで聴き入ってしまう。初めて聴いた時にもいつかの懐かしい景色を思い出すし、時が経ってから聴き直しても、それを聴いていた時の景色を鮮やかに思い出すんじゃないかと思う。ひとのノスタルジアに訴える曲なのかもしれない。電柱が空に描く模様や、何の変哲もない空の色を、ふとした瞬間に思い出すのに似ている気がします。
山内さんがおっしゃるように、構成がとても巧みだと思う。