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20200514
お別れの歌 - never young beach
清濁合わせ呑み、肯定的に人生を楽しめるように歌う自分への応援歌の様。リアルな風を感じられるほどの臨場感溢れるサーフ・ロック全開の、never young beachサウンドが気持ちを晴れさせてくれる。「別れの歌」というのは本当に千差万別だ。この曲の場合は「月が綺麗だね」を、最後にこれでもないほどダイレクトに表現している。きっとそれが彼らのオリジナリティなんだと思う。
「日々に溶ける」の表現がまた秀逸で、残酷にも日常は続いていく、でもだから歩んで行ける。
まるで「五七五七七」の短歌のように進行していく構成が耳を通り、こころに訴えかけてくる。平安時代の人たちもこのように歌ったのだろうか。
COMMENT
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- master
この音楽にのせた言葉をかける相手は、相手であり自分であり、相手に向かって放った言葉が、自分を引き上げるものであったりする。言葉のベクトルは一方向だけではなくて、方々に放たれていくし、それぞれが異なる作用をするのだ、なんてふと思う。
これの返歌には何がいいんだろう。斉藤和義の『空に星が綺麗』なんて、ベタすぎるかもしれないけど。