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20200716
hallelujah - Rufus Wainwright
ボブディランをはじめ、数々のアーティストにカバーされてきた名曲。
たくさんの才能ある音楽家達が掘り起こしてきた過程において、原曲が本来もつメロディの美しさが浮き彫りになった。オペラをルーツに持つアメリカのシンガー、Rufus Wainwrightが歌ったバージョンも印象的で、突き刺さるような美しい歌声と神秘的なピアノが感情を揺さぶる。
日本人の感覚では捉えきれない宗教性を帯びた歌詞。特に各小節ごとに印象的に繰り返される「ハレルヤ」。この曲の解釈については、様々な記事を目にするので詳しくはそちらに任せたいが、日本に生まれ育った身には、浄土真宗の「南無阿弥陀仏」の方がしっくりくるのかもしれない。
磨ききったメロディラインと「ハレルヤ」。寛容と多様性を信じる歌とも評されており、この曲の前では、そして繰り返される「ハレルヤ」のワードの前では、誰もが皆平等になる。曲そのものが一つの信仰対象のような存在とも言える。
COMMENT
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- master
昨日聴いてたらハレルヤの中で寝てしまった。よく聴くけどこんなじっくり向き合ったことなかったです、
コード進行とかよくわからないけど、完璧な曲ってこーゆーかんじかなとか思ってしまう