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20200120
Meteor - RAY
すでにWHRMで紹介した『For Tracy Hyde』をはじめ、『エイプリルブルー』や『揺らぎ』などなど、最近日本のシューゲイザー/ドリームポップのシーンが面白い。
そんな中でまた1つ、RAYという新たな新星を見つけました。
この「Meteor」という曲については、ただただMVが素晴らしい。
こんだけ世の中に、「外国人から見た東京らしい映像」や「外国人向けに作った東京の映像」がありふれている現在において、
それをすこし冷めた目線から敢えてそれに寄せたような、でも海外マーケットを意識してこれを選んだような...。
とにかく2020東京五輪前夜の日本を、陰の角度からうまく表現した、象徴的なMVだと思う。
そして、この曲はドラムがとても上手くてかっこよい。どんなドラマーさんなんだろうかって思うけど情報がないのだ......あ、最初に言い忘れてたけど、RAYって、アイドルグループです。
アイドルがシューゲイザーをやっちゃうのかと衝撃でした。
Perfumeも最近歌ものが少なくなりつつありますが、令和の時代のアイドルは、JPOPからは距離の置いた音楽とダンス表現で勝負する、なんてグループも珍しくなくなっていくのかもなぁ、なんて考えさせられます。
COMMENT
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- inosan
今現在の技術と、社会が融合した瞬間に生まれた作品と言える。
歌い手、映像作家、作曲家、演奏者それぞれがこの2019年に交わって生み出された。
音楽も様々なクリエイター達のマッシュアップで発展していく。「音楽のらせん的発展」なのか。
最後のSTRONG ZEROが疑問を投げかける演出として最高にニクい。