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20200122
N.O. - 電気グルーヴ
今なお歌い継がれる電気グルーヴの原点とも言われる名曲。
歌には様々な形があるが、瞬間瞬間の感情を噓偽りなく閉じ込め、アーティストのアイデンティティとなるような作品がある。彼らにとってのそんな一曲なのかもしれない。なにもないと歌いながら逆説的に、揺るぎないものがあるという強いメッセージに昇華させている。
電気グルーヴの現状が相まってか、今聞いてもその価値は下がるどこか、さらに高まったと言える。なにもかもなくなったかもしれないが、残ったものは計り知れない。
COMMENT
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- master
YMOが『増殖』なんかでやっていたコミックバンド的な要素を、パンク的な精神性を加えて受け継いだのが『電気グルーヴ』みたいな印象です。そういう意味で、電気グルーヴのアイデンティティのような作品というのはとてもわかる。
そして、電気グルーヴの後を受け継ぐアーティストが浮かんでこないのは、時代のせいでしょうかね。