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20200425
TEENAGER - フジファブリック
フジファブリックの3枚目のオリジナルアルバム『TEENAGER』。
そのアルバムの表題曲であるとともにアルバムの最後を飾る曲。
イントロから爆裂するフジファブリック特有のどこかヘンテコな電子音。そこに10代の頃のエネルギーとイタさを感じる。
とは言いつつも、このアルバム、そしてこの曲は、10代の青春をただ表現しただけではなく、10代の頃の精神を忘れずこれからも追い続けていく。ということを表現したもの。
歳を重ねると、キャリアを積んでくると、無意識に失敗することを必要以上に恐れてしまいがち。
「どんな時も ほろ苦い僕でいたいのです。」
初心を忘れるなとよく言うけど、多分そのコツは、あの若い頃特有の「ほろ苦さ」を忘れないってことだと思う。
だって素敵じゃありませんか。夢を忘れずに目指し続ける云々とかそんな熱い話ではなくって。ただ単純に、またあのほろ苦さを味わいたくなるじゃないですか。あの独特の味を。
COMMENT
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- inosan
10代という期間がいかに人生において重要か、今まさにそう思う。時間はまったく同じ量だったとしても重みは全く違う。
どちらかというと優等生に見える彼らが、不器用さをストレートに歌うから、沁みてくる。