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20200807
Tomorrow Never Knows - The Beatles
1960年代、かのビートルズがこれほどまでも前衛的な楽曲を生み出していた事を恥ずかしながら知らなかった。聞いた瞬間度肝を抜かれるほどの斬新さ。とても60年近く前の時代に、生まれた曲とは思えない。テープ・ループや逆回転レコーディング、ADTと呼ばれる1度の録音で2つの音を重ねることができるシステムなど当時としても極めて挑戦的な試みがなされている。そして、打ち込み音をも彷彿とさせるドラムがそれらすべてを支え、一つにまとめあげているのも聞き逃せない。天才的なリズムだ。
レコーディングをした事も、曲を作ったことも一度もないが、あまりにも革命的な作風に衝撃を覚えざるを得ない。
The Chemical Brothersの「Setting Sun」という曲があるが、現代に甦った「Tomorrow Never Knows」とも呼ばれているらしい。なるほど、この衝撃はケミカルブラザーズが60年近く前に存在していた..と錯覚させるほどの前衛的音楽だからなのか。
商業的な側面をはるか超越しており、神秘的で壮大なスケール。後世に与えた影響は計り知れない。
COMMENT
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- master
この記事よんだとか、リボルバー改めて聴きなおしたのを思い出しました。なかなか届くようで届かない絶妙な空高い音楽だった。
oasisとBeatlesと。Beatlesはすごい。