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20191121
New Shoes - Paolo Nutini
えっスコットランドのアーティスト?と思ってしまうくらい軽い曲調は、いわゆる「ハイランド」と呼ばれていたブリテン島の北部が、ネットワークで世界中とつながった後の世界戦に生きている人らしさから来ているのではないかと思う。ユニバーサルで明るくて、パステルのような色調。だからこそ歌詞の「靴を変えたら気分がよくなったんだ」という小さな変化を大きなこととしてとらえる様の、「スコティッシュ」な雰囲気がより強く感じられる。でも、その人が「〇〇の国らしいかどうか」って、すごく雑かつ暴力的な考え方でもあるよな。。と、彼の曲を聴いていて思いました。そこに当てはめようとすることは、聴き手の恣意でしかなくて、それは150なにがししかない類型に70億の人間を当て込んでいる枠に過ぎないのだな、と。やさしくて楽しくて毎日が少しだけ明るくなる彼の曲を、ただの曲として聴いてほしいと思います。
COMMENT
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- kato
もちろん国籍も人種も異なるが、人間それほど違いはなく日々いろんな悩みを抱え、落ち込み、それでも立ち直り、人生は続いていく..そんなことを歌っているのかと思える。
淡々とした曲が大げさでもなんでもなく、等身大のそして当たり前の感情を歌い上げるのにちょうどいい。曲を通して、日常では出会うことも知る由もない人たちの感情を垣間見ることができるのがおもしろい。