• play_arrow

20191101

魚の目シンパシー - ラブリーサマーちゃん

今や売れっ子作詞家となった、いしわたり淳治(ex.スーパーカー)の提唱する「ごくせん方式」。 この曲も、「ごくせん方式」がとられたタイプのタイトルの1つと言って良いんでしょう。 「魚の目」と「シンパシー」という、 普通であれば相性の良くない2つの言葉を繋げてタイトルにする方式。 この違和感が新鮮な響きとなりキャッチーになる。 ただし、それを聴き手に違和感なく感じさせるための「ストーリー」が必要で、 そのストーリーの中に曲のオリジナリティが生まれたり、カタルシスが生じる・・・という理論。 この曲が初めてyoutubeにあがったのは2013年。 こういう作詞テクニックを、若干10代にして駆使しちゃうラブサマちゃん。こわいくらいの才能です。 ロックフェスにアイドルが出演することが当たり前な世代でしか作れないような、 アイドルもアニソンもロックもシューゲイザーも取り込んだうえで、等身大の女の子の歌を歌うラブサマちゃん。 そりゃ、くるりの岸田繁はじめ多くのミュージシャンが絶賛するわな、って納得。 「ごくせん方式」のこと書きたくて『魚の目シンパシー』を紹介したけれど、 『あなたは煙草 わたしはシャボン』という曲も、魔法がかかってる部類の名曲です。 ちなみにごくせん方式については詳しくは下記をどうぞ。
https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/detail/suppin20181129_02.html

Text by inosan

COMMENT

名前
コメント

かわゆい。
世界観。

ナラ

10代の女の子をこれだけ可愛く魅力的に表現できるもんなんですね、等身大の自分って語彙がある程度備わってきた大人でもなかなか表現難しいのにラブサマちゃんおそるべし・・・些細な共通点1個見つかるだけでもとっても嬉しくなっちゃう女の子、かわいい。ごくせん方式読みました。魅力的なコンテンツの作り方としてとても分かりやすい説明ですね、この発想・作業ができるかどうかが凡人と天才を分けるのかもしれませんね・・・

ツルミ

ごくせん方式、なるほどなーと思ってよみました。「ウサギのバイク」とか「杉並メロディー」もこのつくりに当たるのでしょうか。ラブサマちゃんの歌詞を聴かせる力が強すぎて引き込まれました。かわいい。

カトウ

人生の中で10代という一瞬に過ぎ去るであろう瞬間を永遠にとどめておけるような歌詞、メロディ、歌声。
二つの相反する名詞をつなぐストーリーが歌詞になるという手法。その可愛らしい発想が同年代に圧倒的に支持されるということか。
あきらかに年代を外れた身としては、その世代を理解する上でも「ラブリーサマーちゃん」を理解することが近道なのかも。

マスター
皆さんからのコメントお待ちしております。お気軽に投稿してください。
inosan

Freak Talkfavorite

[2024.06]Monthly access ranking [2024.06]Monthly access ranking [2024.06]Monthly access ranking [2024.06]Monthly access ranking [2024.06]Monthly access ranking [2024.06]Monthly access ranking [2024.06]Monthly access ranking [2024.06]Monthly access ranking [2024.06]Monthly access ranking

TO YOUR
MOOD

気分に合わせた音楽鑑賞

  • Emotional😢

  • High🤪

  • Chill😌

  • Dark💀

  • Aggressive😤

  • Happy🤣

  • Emotional😢

  • High🤪

  • Chill😌

  • Dark💀

  • Aggressive😤

  • Happy🤣

WHRM Verse-世の中に溢れる素晴らしき詞集-

ジェニー - thee michelle gun elephant

Keywords

and more...