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20210111

湯気 - チャットモンチー

冬の曲となると、どうしても「雪」とセットになってしまいがち。
GLAYの「Winter,again」、山下達郎の「クリスマス・イヴ」、SPEEDの「White Love」、globeの「DEPARTURES」...。
冬の名曲と言われて、ぼくがぱっと思いついた日本の曲は、全部、雪が降っている。

しかし、四国では雪は滅多に降らない。僕の地元高知は特に降らない。

そんな四国出身のバンド、チャットモンチーの冬の名曲「湯気」という曲は、
雪は降らないし、四国の冬に似合うって気がする。

「外はこんなに寒いのに」という言葉が歌詞の中で出てくるけど、
降っているのは雪でなく雨。。
四国の学生のリアルって感じ。。。
というか、多分四国だけじゃないよね。南側の地域の学生のリアルって感じ。

歌詞はいろいろと隠喩が含まれていて解釈が難しいけれども、
外(=社会)は寒い(厳しい)のに、ここの教室は先生さえもうたた寝しているくらい、
のんびりしてて自分には居心地がいいけれど、もうすぐ春が来て卒業して社会に出なきゃいけないのに...!」
っていう感じかなーって僕は解釈していて、青春時代の焦燥感が伝わってきます。


こういう、雪の降らない冬の良い曲、
もっと世に出てきてほしいなぁと思ったりします。


...ただ、今年は例外。なんと高知でも大雪。。
皆さま、非常に寒い日が続きますが体調にお気をつけて。。

Text by inosan

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コメント

再生する度、今だにイントロから一瞬で心つかまれる。
暗闇の中だから光を感じられるように、寒さがあるからこそ温かみを感じられるという当たり前の情景を、まるで詩人のような表現で歌う。

いつの時代のことを歌っているんだろうと不思議にも思えるが、自分の保育園時代がなぜか重なる。寒い田舎町の教室には大きなストーブがあった。それがめちゃくちゃ暖かかった。

誰にでも合うような目線で描かれる世界観は、チャットモンチーの真骨頂なんだと思う。

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inosan

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