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自転車

2008/12/04 [23:04]

霧島市(国分)で鹿児島湾にひとたび別れを告げ、内陸に入っていきます。


R223、県道50、R268などを乗り継いで、谷あいを快走。
紅葉が美しいです。
JR肥薩線大隅横川駅は建物が重文ということで、寄ってみると、木造のやさしい駅舎で、
あまりに気持ちがよくて、そして誰もいなかったので、
隣の広場で駅舎を眺めながら昼ご飯を自炊してしまいました。


見たことありますか?駅でパスタを茹でる男。
するとロードレーサーのお兄さんがやってきました。
このまま鹿屋まで行き、翌日は佐多岬ロードレース(130キロ)に参加するそうで、
自転車の愉しみにも色々あるもんだと思い、
旅後の自転車との付き合い方について考えました。


週末のツーリング?
通勤?
競輪選手?
ケイリン選手?
いずれにしろ、乗り続けていきたい、いくだろう、と思います。


写真はえびの市のループ。(上り)標高を稼ぐ螺旋状の道です。
この後峠のトンネルを抜けると、人吉市のループ(下り)が待ち受けていました。
そして自分の自転車的志向にひとつ気付きました。
下りより確実に上りが好きです。



桜島 いきり立つ地球の陰部

2008/12/02 [21:36]

佐多岬から、鹿児島湾(錦江湾)を左手に眺めながら海岸を一気に北上すると、あるカーブを回ったところで、知ってはいたが、桜島がドドーン!と現れました。(写真)


でかい!
そして、ゴツゴツした形に黒々とした色、
なにか男気を感じさせる威容で、
桜島は鹿児島湾の真ん中にチン座していました。
そして、近づけば近づくほど、その迫力は度合いを増します。
てっぺん付近からは蒸気か煙か、白いものが吹き出してもいます。


桜島は、大正時代の噴火で流れ出た溶岩により
こちら大隅半島から陸続きになりました。
その繋がった部分の上にある交差点「桜島口」に立ったとき、
朝たてた予定を変更して「桜島一周ラリー」を敢行する意志は既に固まっていました。


一周40キロくらいか、
桜島にあやかって己の男気を磨く道のりです。
黒い溶岩の上の道を激しく走ると、体も気持ちも燃えていき、
おお、明治維新も起こせそうな気がしてきた!


360度どこからみても隆々として逞しい桜島に、僕は憧れを抱きました。
ありがとう桜島だんこん、
永遠にたち続けてくれ!


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日本縦断!

2008/12/01 [21:21]

南西諸島を除く日本最南端の鹿児島佐多岬に到着しました!


北海道宗谷岬を出発して500余日、日本列島を縦断しました。
灯台の向こうに、屋久島らしき影がうっすら見えます。
(標高の問題か、種子島は見えず)
後ろから吹き付ける北風に押し出されそうで怖いです。


さて、別にここを旅のゴールに設定してもよかったんですが、
もしそうしていたら、あの屋久島の影をにらみながらゴールの感慨に浸れたかどうか…?
僕のゴールは、
沖縄本島最南端、喜屋武岬であります。
遠く呼ぶのは誰の声…



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