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サイクリスト川柳

2008/08/31 [16:33]

山口市では、オマール推薦の瑠璃光寺に参拝し、国宝、五重の塔を仰ぎました。


「凍れる音楽」と詩的に表現されることもある五重の塔。
メロディアスな塔の佇まいを、ベンチに座って心地よく観ていると、
うつらうつら…まぶたが…おもいな…
すいません国宝を前に昼寝してしまいました!
結構しっかり寝ました!


 瑠璃光寺なつのおわりの子守唄


とか言ってみたりして。。。
柳井では、佐川醤油店の醤油蔵が印象的でした。
見学可能な蔵は、当たり前だが醤油の香ばしい匂いがいっぱいにして、いい感じ。
試食コーナーがあって、
醤油を手のひらや小皿に何滴か垂らして、頂けるんですが、
甘くて美味しかったです。
汗で塩分を失っていた僕に限っては、ほとんど「試飲」でしたね。


 旅に出る樽の醤油も待ち受ける


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オマをたずねて約三千里

2008/08/30 [08:38]

「喋っている内容より、声が、その人の人物をよく表す」といつも思っています。


どんな稚拙なことを歌っていても、
歌が人に受け入れられるのは、
このこととおそらく関係していて
歌手はズルい!と活字表現者の端くれの端くれの僕は(このブログのことね)、妬みます。


さて、活字、と言いましたが、
それに対する肉筆の文字、つまり筆跡というのも、
声のように、人物を表し得る。
字を見れば、少なくとも書いたのが男か女か、ほぼ分かりますよね。
(不思議と、歳を重ねると分かりにくくなってゆく)
意味を超える意味を筆跡は示してくれます。
人と会って、その人をもっと知りたいと思うと、
だから僕はその人の字が見たくなります。


中学2年のとき親しかった金田さんの字はすごくきれいで、今でもよく憶えています。
僕の初恋は、生身の金田さんではなく彼女のノートが相手でした。
しかし金田さんを超える強烈な印象を与える字を書く人に、
僕は大学のヨット部で出会うことになった。
彼の名はオマール・ガイ。


オマールの字は、個性的で、つまり下手なのだが、
胸の中で熱い心臓のどくどく鳴ってる感じが伝わる、
素晴らしい、類い稀な字なのだ。
僕らの主催するヨットの大会の表彰状の書き手を、
「なぜオマール」の周囲の疑問符を無視して、
あえてオマールに頼んだのをおぼえてます。
大学4年間は、
僕の、字を通しての彼に対する第一印象の正しさを、
証明する時間だった。
オマールは熱い心と優しい心をハイレベルにあわせ持つ、
正真正銘ナイス・ガイだったのだ。
あの夜やあの夜の出来事や、それから、僕を心底救ってくれた彼の言葉が忘れられません。


さて、前置きが長くなりましたが、
…言いたいことはもう言いましたが
現在、山口県防府市で銀行員をしているオマールを訪ねました。
恰幅がよくなりつまり腹が出て、スーツが似合ってきたオマールが、
雨のなか向こうからやってくる。
笑いが湧いて溢れてこぼれました。


オマール家は非常に忙しいタイミングで僕を迎えることになったのだけど、
それでオマールはともかく、
奥様のゆきちゃんには申し訳ない気がしていたのだけど
会ったら忘れてました。
母になったゆきちゃんは、前より何かたくましくなっていて、素敵でした。
僕に必要以上に気を遣わないでいてくれるあたり、最高でした。
ありがとう、オマール・ゆきちゃん。
この二人に育てられて大人になるけんちゃんが
将来ヨット部に欲しいです。
防府のアパートで、
ひょっとしたら当事者には見えないかもしれない、
虹を見ました。


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こんなことがあっていいのか

2008/08/28 [23:46]

えー、広島に来ました。


下関から海峡を渡らずに東に進み、山口県を横断。
防府、山口、光、周防大島、岩国さらには大竹を経て、広島に戻ってきました。
この間の行程にも、書きたいことが沢山あって、
ほとんど書き上げたものも携帯に準備されてるんですが、
今日は、まさしく今日(28日)の出来事を書かねばならない、不測の事態が発生しました。
ちょっと順番が前後するかと思います。


ふたたび訪れた広島市民球場。
1勝1敗で迎えた対ヤクルト第3戦。
試合は、2週間前のあの日と同様、
広島の頼れるエース大竹が好投し、
ヤクルトダグラスとの我慢比べの投げ合いに。
しかし2対2の6回裏先頭打者、広島の主砲栗原の一振りが決勝点となりました。
快音を響かせ雨を切り裂いて飛んだものすごいライナーは、
そのままレフト最上段で戦況を見守る僕の左手に吸い込まれました。





栗原のホームランを捕ってしまいました!!!
以上!


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